結婚出来ないと距離を取られた元彼と復縁しプロポーズさせたYさんの体験談
今回は、彼に結婚を迫ったら振られたものの、復縁し逆にプロポーズさせたというYさんの奇跡の体験談をお届けします。
結婚を言い出さない彼にイライラする毎日
元彼は、社会人として働き出したばかりの頃、女友達が開いた合コンで知り合った男性。
顔はそれほどイケメンではありませんでしたが、すごく優しい彼を私はすぐに好きになってしまいました。
お付き合いがはじまり、気が付けば7年目。
私も彼も35歳。特に女の私は結婚を考える時期でもありました。
半同棲をしていた事もあり、彼に「このまま一緒に住んじゃおうかな」とか「子供とか欲しくない?」とか結婚に結びつくような話をいつもしていたように思います。
でも、彼の返事はいつも曖昧。
今思えば、元彼は波乱万丈な家庭で育ったため、色々と苦労をしてきた人でしたし、家族のせいで仕事を転々としなければならないこともあったようで、一人で生活するのが精一杯だったんだと思います。
でも、私は、彼の煮え切らない態度に毎日イライラを募らせていました。
彼が私から距離を取るように
結婚の話ばかりをしていたからなのか、次第に彼は私と距離を取るようになりました。
仕事が忙しいと言い続けたり、休日も予定があるからとデートの予定も立ててもらえなくなりました。
私はそんな彼の態度に不安や不満を募らせ、でも7年も付き合った彼氏をすぐに捨てて違う彼氏を作るなんて考えもありませんでしたから、必死で彼を繋ぎとめようと必死でした。
会うために彼の家の前で待ち伏せたり、電話やメールを毎日何度も送ってしまったり、優しい彼ですので怒ったりはしませんでしたが、そのような態度を取るたびに段々と冷たい態度になっていくことを感じていました。
責任を取る事が出来ないから別れたいと言われる
そんな日々が2ヶ月ほど続いた時、彼から「結婚できないし、責任を取る事も出来ないから別れたい」と告げられました。
なんとなく予感はしていたのですが、言われた時はかなりのショックで、彼の言葉を受け入れることが出来ず、「そばに居たい」と伝えたんです。
彼は、悩んだ挙句解ったと言ってくれたのですが、それからは会ってもホテルへ行って体の関係をもってそのまま帰るというような都合の良い女扱いをされました。
私も、振られることは怖いし、彼から離れたくない一心で「そばに居られれば」と彼の行動を許していましたが、次第に精神的に苦しくなっていきました。
こんな状態では、お互いに良くない、私もダラダラと時間を過ごしているうちに本当に誰とも結婚できなくなってしまうという未来への不安も募り、彼にはっきりと自分の気持ちをいう事に。
「こういう関係はお互いに良くない。貴方のことは好きだけど結婚できないなら違う人を探すね。まだ一緒に居たいなら1年以内に結婚して欲しい、出来ないなら二度とお互いに連絡を取らないようにしよう。答えは3ヶ月後に教えて」と伝えました。
3ヶ月一切連絡を取らず、自分磨きに没頭した
あの言葉を言った後、彼は3ヶ月後に連絡をするといい、そこから私達は一切連絡を取りませんでした。
私は、3ヶ月間必死に自分磨きに没頭し13キロ体重を落とし、メイク教室やエステにも通いました。
そして運命の3ヶ月後。
彼に連絡をすると「会おう」と言われ、待ち合わせすることに。
彼は、私を見るなり目を丸くして「き、キレイになったね」と照れた様子を見せました。
会った後、彼は「また一緒に居たい」と言って、そこから毎日のように連絡が来るようになりました。
そして再会から3回目のデートの時、二人で最初に出かけたデートの場所で彼からプロポーズを受けたんです。
「家庭に問題があった俺が、女性を幸せに出来るか不安だったんだ。でもお前なら一緒にやっていけるって信じたい!結婚して欲しい」と。
そこから半年後、私達は小さな結婚式を挙げ、入籍しました。
今は子供も1人授かり、幸せなパパとママになっています。
<この復縁から学ぶべきこと>
彼に別れを告げられたとき、離れたくない一心で「そばに居たい」と言った事で、彼に「俺のことそんなに好きなのか」という安心感を与えてしまいました。
そのために一度は都合の良い女扱いをされたYさんですが、彼に二者択一をさせ、はっきりと自分の気持ちを伝えた後にサッと彼から離れた行動は正解でした。
はっきりと決断を迫って離れたことで、まるで振ったのがYさんのような形になり、彼に追いかけたいと思う気持ちを芽生えさせることができたのでしょう。
しかも、自分磨きを成功させ、彼に「変わった」と思わせることで、放っておいたら違う男に取られるという独占欲も沸かせることができたのだと思います。